潜水艦部隊、水面下の突撃防御能力が増強

呉勝利司令員によると、潜水艦は水面下の重要な突撃力であり、人民海軍が重点的に発展させる兵器種でもある。1954年6月、人民海軍の最初の潜水艦部隊が創立された。60年間の整備と発展を経て、今日の海軍潜水艦部隊は通常動力潜水艦と原子力潜水艦を含む強い水面下の突撃力となり、隻数と容積トン数は設立された当初よりも数十倍増え、数量・規模型から品質・効能型への転換を実現した。潜水艦の水面下での高速、防衛システム突破などの訓練方法と戦術は検証を受けたものである。

1971年、中国が独自に開発した第一世代の通常潜水艦が進水。

1974年、中国最初の原子力潜水艦が就役。

1983年、中国最初のミサイル原子力潜水艦が就役。

海軍第三世代の武器装備が情報化を実現

いかに海軍の現代化建設を加速し、海上戦役の総合作戦能力と戦略抑制力を高めるかは、中国共産党の数世代の中央指導者グループが非常に注目する重点である。

呉勝利司令員によると、改革・開放によって中国の科学技術水準が急速に向上し、海軍の現代化整備のテンポを速め、武器装備はミサイル化、電子化、オートメ化の新しい段階に入り、船艇対潜、対艦、防空など一連の技術的難題を攻略した。

1981年、現代的に再装備された艦艇「済南」に艦載機と衛星ナビゲーションが搭載。

1982年、潜水艦発射弾道ミサイルの実験に成功。

1986年、中国最初の完全密閉式新型護衛艦が就役。

1988年、ミサイル原子力潜水艦水面下運搬ロケットの打ち上げに成功、水面下から発射する戦略ミサイル能力のある世界で5番目の国となった。