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核兵器の先制不使用を唱導し、核戦争の防止に取り組む

 

●核戦争の危険を防ぎ、なくすため、中国政府は1964年10月16日全世界へ向けて、いかなる時、いかなる状況においても核兵器の先制使用はしないことを厳かに宣言した。その後、中国はまた非核保有国および非核保有地域に対して、核兵器を使用したり使用するといって脅かしたりはしないことも公約した。中国は現在もこの誓約を厳守している。

●中国は核兵器の先制不使用に関する多国間条約の締結に積極的に取り組んでいる。1994年1月、中国は「核兵器の相互先制不使用条約」の草案を米、ロ、英、仏に正式に提出し、これについて核保有五カ国ができるだけ早く協議するよう提案した。第49回国連総会においても、中国は核兵器国家が直ちに交渉を開始し、「核兵器の相互先制不使用条約」を締結するように提案している。2000年4月、中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカの核兵器保有5カ国は共同声明の中で、彼らが所有している核兵器はいかなる国をも照準にするものではない、と宣言した。2000年以降、中国は核軍縮会議の席で、一再ならず核兵器国家のいかなる時でも、いかなる状況下においても、核兵器の先制使用を禁止することを誓約するよう要求している。

● 中国は積極的にその他の核兵器保有国と二国間の相互核兵器先制使用禁止の誓約を追求しており、1994年9月、中ロ首脳は共同声明で、中国とロシアの両国は相互に核兵器先制不使用、相互に相手方に対し核兵器の照準を合わせることはしないと誓約した。1998年6月には、中国と米国の両国も相互に相手方に対し核兵器の照準を合わせることはないことを宣言している。

「チャイナネット」2005/06/15




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