全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は３月７日、香港代表団による審議・討論に参加した。呉委員長の発言は主に次の通り。

香港返還以来の「一国二制度」と香港基本法の実施状況は、全体的に良好だ。香港の政治体制の発展は、「一国二制度」の方針および香港基本法の実施徹底、中央と香港特区の関係、香港社会各層・各界・各方面の利益、香港の長期繁栄と安定――などに関わってくる。中央はこれに対し、高い関心を寄せている。どのような状況になろうと、中央は引き続き「一国二制度」の方針と香港基本法を揺るがず貫徹し、董長官をトップとする特区政府の法に基づく施政を全力で支持し、一切の妨害を排除して香港の繁栄と安定を維持・促進していく。

「人民網日本語版」2004年3月8日