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原子力発電の拡大に向け、外資との提携も

第10期全国人民代表大会(全人大)第2回会議の記者会見が8日、人民大会堂で開かれ、国家発展改革委員会の馬凱主任が、中国の経済社会の発展改革問題について記者からの質問に答えた。

――中国はドイツの原子力発電設備の購入を希望しているとのことだが、もし購入した場合、中国でどのような役割を果たすか。

中国のエネルギー源の中に原子力発電が占める割合は低い。世界でエネルギー源に原子力発電が占める割合は16%だが、中国では現在2%に満たない。国が制定したエネルギー計画の中では、原子力発電の比率の段階的な引き上げが計画されている。原子力発電の発展へは、中国側を事業主とする立場を堅持しつつ、国外との提携を進め、市場化された運用方式と国際競争よって、提携先を選定する。ドイツ企業など原子力発電企業が、自社の優秀な技術や適正な価格、良好なサービスによって国際競争に参加することを歓迎する。

「人民網日本語版」2004年3月9日


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