胡錦涛国家主席は9日、全人代会議のグループ別討議に参加し、「協調的発展をはかり、「小康(いくらかゆとりのある)」社会を全面的に築き上げていくという目標を達成しなければならない」と強調した。 胡錦涛主席はその際、「都市と農村の統一的発展をはかる方針に基づき、都市の農村への影響力と先導的役割を充分に生かし、農業と農村への投入を増やし、農民の収入増加に一層力を入れ、農村の発展と農民が豊かになっていくテンポを速めていかなければならない」と述べた。 同じ日、呉邦国委員長とその他指導者も、一部の省と直轄市のグループ別討議に参加し、憲法修正案を共に審議したが、その際、中国の指導者たちは「憲法改正は、中国の基本的な経済制度、政治制度と社会制度を強固なものにし、発展させていく上でプラスとなる。同時に、憲法の更なる健全化は、中国の特色をもつ社会主義事業により堅実な法的保障を提供した」との見解を示した。 「CRI」より2004/03/10 |