食糧生産のレベルを高め、食糧の安全を保障する
昨年中国の食糧生産に重要な転機が現れたが、潜在的な不安も少なくない。中国民主促進会が提出した「食糧生産のレベルを高め、食糧の安全を保障することに関する提案」は、人口が増加し、社会発展が必要とする食糧が増加し、食糧生産を制約する要因が増えている。耕地が減少し、食糧の生産量が減り、農民の食糧生産の意欲性が高くないことなどがそれである。この増加と減少は中国の食糧安全に大きな影響を及ぼし、経済の発展を制約するものとなっている。提案は基本農地企画を厳格に実行し、耕地の地力調査と品質評価を全面的にくりひろげ、農業の投資構造を調整し、食糧安全のモニタリング予告警戒システムを確立し、土地をむやみやたらに占用することを断固として制止し、食糧生産にたずさわる農民に直接手当を与え、科学技術によって食糧問題を解決するなどの提議を提出した。
この提案を受理した中国農業部は財政部、国土資源部とともにぐっしり検討した結果、中国民主促進会中央の提案のここ数年来中国の食糧生産の状況についての分析は全面的なもので、適切なものであり、提議は非常に価値のあるものであると見るに至った。当面の食糧生産を回復、発展させる中で、一部の提議がすでに貫徹、実行されている。一部の提議はさらに検討したうえで実施することにしている。回答書簡は食糧生産と食糧安全問題について七つの面から詳述している。
「チャイナネット」2005年3月3日
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