第10期全国人民代表大会第3回会議の記者会見が6日午前10時に開かれ、李肇星外交部長が国際情勢、中国の外交政策などについて、国内外の記者の質問に答えた。釣魚島問題について、李部長は次のように語った。
釣魚島問題は実のところ簡単だ。釣魚島とその周辺の島は、中国古来の領土であり、中国はこれについて争いようのない歴史的、法律的な根拠がある。いかなる外国による一方的な行動も、この基本的な事実を変えることはできない。中日双方には、釣魚島の帰属について相違があるが、われわれは事実の尊重を基礎に、交渉を通して解決を模索すべきだと主張する。双方が大局を重んじ、同問題が中日関係の健全な発展を阻害することのないよう望む。
「人民網日本語版」2005年3月6日
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