国家発展改革委員会の馬凱主任は7日北京での記者会見で、「中国はマクロ規制を強化と改善を通じて、電力の供給量を増やし、電力の節約を奨励するなどを通じて電力不足の問題を解決していく」と述べた。
馬凱主任は、『電力への需要増加は供給の増加を上回り、これが現在の電力不足の主な原因である。今年、中国は新たに発電所を設置し、その総出力を6500万キロワットにしていく。中国政府は、電力不足の問題を解決するため、マクロ規制を通じて、電力の需要増加率を合理的範囲内に抑えると共に、経済構造を調整し、電力の消費を規制していく。ここ数年、中国の電力建設は急速に進められ、去年、操業を開始した発電所の発電量は5000万キロワットに達して世界記録を更新したものの、中国の電力需要増加率はいずれも約15%となり、これも史上稀に見るものだった』と述べた。
CRIより 2005年3月7日
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