全国政治協商会議第10期委員会第3回会議は7日北京で第2回全体会議を開いたが、一部政協委員は、中国の経済建設と社会発展でのホットポイントについて見解を発表し、建設的提案を行った。
著名な経済学者呉敬レン氏はその発言で、「中国は資源の節約、効率の向上、持続的で安定した成長などを出発点とし、科学による繁栄と技術の進歩を大いに促し、サービス業を発展させ、最も少ない資源の消耗を以って最大の価値を作り上げていかなくてはならない」と強調した。
馬培華委員はその発言で、「中小企業は経済的リスクを分散しており、経済の安定した発展を維持し、経済体制の改革を深め、市場システムと競争メカニズムの健全化などで十分重要な役割を果たしている。中国は、中小企業の発展を促すことを重要な国家発展戦略にしていくべきだ」と述べた。
このほか、陳守義委員はその発言で、一部国有企業に存在する巨額な欠損問題について、「投資上の失策、管理の不届き、財務的規律の緩みは、当面の一部国有企業の不良債権が増えている根本的原因である。中国は、効果的な政策決定責任追及制度をいち早く制定し、国有資産のこれ以上の損失を防いでいくべきだ」と述べた。
「CRI」より2005/03/08
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