3月8日午後、第10期全国政協第3回会議に出席している台湾民主自治同盟、中華全国台湾同胞聯誼会委員グループの委員たちは、『反国家分裂法(草案)』を手にして、熱気のこもった討議を繰り広げた。石四皓委員は「台湾省籍の同胞の1人として、私たちは故郷に特別な感情を抱いている。近年来、台湾の分裂勢力は『憲政改造』を通じて法理的『台湾独立』のねらいを達成しようと企んでいる。『台湾独立』を企む分裂勢力は両岸関係を瀬戸際まで推し進めつつあり、これは台湾同胞の願いを大きく背くものである」と語った。石委員の話にみんなは賛同の意を示した。陳正統委員は、「台湾では、腹をくくって『台湾独立』をすすめている人はごく少数であり、大多数の民衆は平和を愛する人たちである」と語った。蔡国雄委員はさらに分析して、「ほかでもなく台湾のごく少数の人がどうしても『台湾独立』をやり、祖国の平和統一をぶち壊そうとしているからこそ、われわれはこの法律を制定したのである。両岸の人民の交流は日とともに増え、統一の趨勢は阻止できるものではない」と語った。台湾民主自治同盟中央副主席の呉国禎委員は感情をこめて、「私は台湾当局が台湾の民衆をミスリードしないよう願っている。『反国家分裂法』は平和を守り、両岸人民のどちらにとっても役立つ法律である。そのため、この法律の制定は情理と法律にかなったものであると言える」と語った。

「チャイナネット」2005年3月11日