新5カ年計画、「小康」社会を築き上げることに着目

人々の注目を集めている第10期全国人民代表大会第4回会議と中国人民政治協商会議第10期全国委員会第4回会議が数日後に北京で開催されることになった。今年から実施される第11期5カ年計画(2006~2010年)は、今年の会議に出席する全国各地から来る5000人余りの代表や委員の審議の内容となる。20数年前に始まった改革・開放は年平均9%以上の成長率を保ち、中国に大きな変化をもたらし、世界の注目を集めている。現在の中国の経済運営の慣例に基づいて、2010年までに一人当たりの国内総生産(GDP)を2000年時の倍増にすることはそれほど困難ではないが、経済の持続可能な高成長と調和のとれた「小康(ややゆとりのある)」社会を全面的に築き上げることを同時に進めることはそれほど容易なことでもない。代表や委員たちはこの指導的で制約力もある5カ年計画について検討し、これからの5年間ひいてはさらに長期的な発展についてはっきりとしたロードマップを描くことになろう。

「チャイナネット」2006/02/28


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