中国の李肇星外交部長は7日、北京で行われた記者会見で、「中国はすべての発展途上国と互恵協力を強め、ウィンウィンの関係を構築していきたい」との姿勢を示した。 李肇星外交部長はその際、「発展途上国の一員として、中国は数多くの発展途上国と共通した利益を持っている。これらの国との団結協力を強めることは、中国の外交政策の基礎である。中国は発展途上国の永遠にいい友達、いいパートナーとして、互いに尊重・支持し、それぞれが自国の国情に見合った発展の道を尊重しあうことを願っている」とした上で、「国際実務の中で、中国は発展途上国との話し合いと協調を強め、共に正当な権益を維持していく。国連安保理の改革問題で、中国側は発展途上国、とりわけ、アフリカ諸国の代表を優先的に増やすべきだと認識している」と述べた。 「CRI」より 2006年3月8日
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