1995年9月28日、中国共産党第15期中央委員会第5回全体会議(5中全会)で、「国民経済と社会発展の第9次五カ年計画および2010年までの長期目標要綱に関する提議」が採択された。これは中国社会主義市場経済の条件のもとでの最初の中長期計画であり、世紀に跨る発展計画でもある。
1996~2000年はわが国の第9次五カ年計画(「九五」計画)の実施期間である。主要目標に:2000年には中国の人口は1980年よりほぼ3億人増加する状況で、一人当たりの国民総生産(GNP)を1980の4倍増にする。貧困現象を基本的になくし、人々の生活は小康(ややゆとりのある生活)水準を実現する。現代企業制度の確立を加速し、社会主義市場経済体制を初歩的に打ち立てる。
2010年の国民経済と社会発展の主要目標は:国民総生産(GNP)を2000年の2倍にして、比較的に完備した社会主義市場経済体制を形成させる。1996年3月に、第八期全国人民代表大会第4回会議が北京で開催され、李鵬総理が国務院を代表して「国民経済と社会発展の第9次五カ年計画および2010年までの長期目標要綱に関する報告」を行った。同「報告」では、向こう15年間の奮闘目標と指導方針が打ち出された。
「チャイナネット」資料
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