中国人民政治協商会議第10期全国委員会(全国政協)第5回会議が3日午後3時に開幕した。賈慶林・全国政協主席は全国委員会常務委員会の委託を受け、次のような報告を行った。
この1年間、常務委員会は重点的な業務を的確に行うとともに、各平常業務を積極的に推進してきた。提案の立案・処理は計4999件にのぼった。常務委員・委員による視察団を23回結成し、計673人が参加、視察報告をまとめた。機関誌「政協信息」265期を編集し、中国共産党中央・国務院の指導者122人から書面による指示を受けた。国民からは2万6千通の書簡が寄せられたほか、政協委員、統一戦線のメンバー、著名人などの来訪は685人にのぼった。これらの業務により、党政の指導機関は多くの情報が得られ、各界の願いや声を反映し、政協の民主監督という役割をよりよく発揮することができるとともに、社会の幅広い注目を集める問題の解決を推し進めることができた。
「人民網日本語版」2007年3月4日