ロイター通信の記者の畢暁雯さんにとって、両大会で最も注目されることは中国の「三農」(農業、農村、農民)問題と金融改革である。
ワシントン・ポストの北京駐在記者のエドワード・コディー氏は「ワシントン・ポストは毎年の両大会に注目し、それについて最も興味を持っているのは、中国の国務院総理が行う政府活動報告、および全人代の開幕会議後に外交部部長が主宰する記者会見である。通年の中国政府の諸活動の重点や重要性を確実に知りたいので、中国国務院総理の政府活動報告はわれわれにとって、毎年の両大会の期間における最も重要なニュースである。国務院総理と外交部部長が主宰する記者会見も非常に重要である。毎年参加し、価値のあるニュースをつかみとることを目指している。両大会の開催はそれほどビッグニュースではないが、ニュースが生まれるプラットフォームとなっている。両大会の期間に、全人代の代表たちと政協会議の委員たちに集中的に取材するチャンスを記者たちに与えてくれるので、リアルタイムのニュースをとらえ、各地の代表や委員たちと交流することができ、非常に得がたいものである。現在、アメリカを含む世界各国の人々がより中国に注目している。13億の人口を持つ中国にはこれまでない巨大な変化が起こっている。政治、経済および社会の諸分野には毎日新しい特徴が現れ、非常に興味がある。大きな列車のような中国は急速に前進している。世界各国はその方向を知りたがっている。ある程度ではあるが、両大会を通じてこの方向を知ることができる」と語った。
「チャイナネット」 2007年3月6日
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