2007年度政府活動計画
★第17回党大会に向けた環境整備を
2007年度の政府活動の基本構想と任務は、「科学的発展観」を全面的に実施し、社会主義調和社会の構築を加速し、第16回党大会以降の各方針・政策を真摯に貫徹し、マクロコントロールを強化・改善し、経済構造の調整と成長モデルの転換に尽力し、資源節約と環境保護の強化に尽力し、改革開放と自主革新の推進に尽力し、社会発展の促進と民生問題の解決に尽力し、社会主義経済・政治・文化・社会の建設を全面的に推進し、第17回党大会に向けて良好な環境と条件を整備することである。
★今年のGDP成長、8%前後を目標に
今年の国内総生産(GDP)の成長目標を8%前後に設定する。必要性と可能性など多くの要素を総合的に考慮すると、さらに重要なことは科学的発展観を真剣に実行するよう各方面を導き、活動の重点を構造改良・効率向上・省エネ・汚染削減に据え、成長速度の一方的な追求やむやみな比較を防ぎ、経済の良好かつ速い成長を実現することだ。
★5つの原則を押さえ、改革発展の成果を人民が享受できるように
今年の経済・社会発展の目標と課題を達成するには、5つの政策原則を押さえなければならない。第1に、政策の安定・改善・履行。第2に、マクロコントロールの強化・改善。第3に、経済成長の質と効率の力強い向上。第4に、社会発展と民生改善の一層の重視。第5に、改革開放を各事業を推進する原動力とすること。
★低所得層の住宅問題の解決を特に重視
不動産業は、経済成長や民衆の住環境の改善に対し、重要な役割を持つ。不動産業の持続的で健全な発展を促進しなければならない。人口が多く土地が少ないというわが国の国情と、現段階の経済成長レベルに立脚し、合理的に計画し、科学的に建設し、適度に消費し、省エネ・土地節約・環境保護型の建築を発展させ、中国の特徴を備えた住宅建設・消費モデルを形成する必要がある。
「人民網日本語版」2007年3月6日
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