中国の李肇星外交部長は6日、北京で行われた第10期全国人民代表大会(全人代)第5回会議の記者会見で、「中国とインドは、国境問題を解決できる十分な知恵と能力を持っていると信じている」と語った。
このなかで、李肇星外交部長は、「『中国・インド共同声明』の下に、両国の戦略的なパートナーシップ関係が全面的に発展している。これは、国境問題の解決に良い条件となっている。平和友好、平等な交渉、相互尊重と理解の指針に基づいて、双方が受け入れられる公平的で合理的な解決案を見出すことができると確信している」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月7日