中国共産党中央政治局常務委員、全国政治協商会議(政協)の賈慶林主席は6日、北京で、香港や澳門(マカオ)の全国政治協商会議委員が職責を履行する能力を高め、特別行政区政府の活動を監督し、地元の政治生活の中でより積極的な役割を果たすよう期待した。
賈慶林主席は6日、北京で開かれている全国政治協商会議の年次会議に出席し、香港とマカオの委員らと会見した。このなかで、賈慶林議長は、「まず、中国共産党中央を代表して各委員、そして皆さんを通して香港特別行政区、マカオ特別行政区の同胞に挨拶します」と語った。
賈慶林主席は委員らと、香港やマカオの更なる発展について熱烈な討議を広げた。その中で、賈慶林主席は、「中央政府は曾蔭権行政長官と何厚カ行政長官の活動を十分評価する。これからも引き続き『一国二制度』や、『香港人による香港管理』、『マカオ人によるマカオ管理』などの方針や、香港特別行政区基本法とマカオ特別行政区基本法の規定に従って両行政長官とその政府の活動を全力で支持していく」と語った。
賈慶林主席は、さらに、両特別行政区の委員らに、「勉強することで励み、委員としての職責を全うし、特別行政区政府の法に基づく活動を支持し、地元政治生活の中でより積極的な役割を果たすよう期待している」と希望を述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/03/07
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