中国の最高権力機関である全国人民代表大会(全人代)の年次会議が北京で行われている。中国共産党のリーダーでもある胡錦涛国家主席、呉邦国全人代常務委員会委員長、温家宝総理および曾慶紅国家副主席の国家指導者らは8日、それぞれ重慶市、吉林省などの全人代代表団の討論会での政府活動報告の審議に参加するとともに、社会主義新農村建設を速めることや法整備などの問題について意見を述べた。
胡錦涛国家主席はこの中で、「現代農業の発展、農民の所得増加と農村建設サポートを強化し、経済成長の方式を変え、民生問題の解決に力を注いで、より多くの力とお金を用いて、人々が最も関心を寄せ、密接な関係を持つ利益の問題を解決する。都市部の建設を全面的に強化し、中核都市によって総合的なサービスを提供し、その牽引力を十分に発揮させる必要がある」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月9日