全国人民代表大会と全国政治協商会議の年次会議が、北京で開かれているが、ブラジル、スロベニアなど一部の国の中国駐在大使は北京放送の記者のインタビューを受けた際、両会議を高く評価した。
ブラジルのルイス大使は「中国の経済は急速に発展しているものの、地域発展のアンバランスなどの問題が表れている。今回の両会議を通じて、中国政府がこれらの問題を認識し、解決に力を入れていることが分かった」と語った。
スロベニアのマリアン大使は「中国の温家宝総理が全国人民代表大会年次会議で発表した政府活動報告は、去年収めた成果を総括すると共に、残された課題をも指摘した。その報告は非常に全面的で、バランスが取れている」と語った。
このほか、コロンビア、イタリアなどの国の中国駐在高官も中国の両会議を高く評価すると共に、中国の発展の前途に対して楽観視している。
「中国国際放送局」 2007年3月10日