中国人民政治協商会議の委員として第10期第5回年次会議に参加している中国国家計画出産委員会の潘貴玉副主任は10日の記者会見で、「中国大陸は、出産に関する健康サービスや医療問題で、香港との差をいち早く縮めるべきである」と述べた。
潘貴玉副主任は香港の記者の質問に答えたもので、「現在、香港で子供を産む大陸の女性がますます増えている。それは、香港の居住環境や医療サービスなどは大陸より優れていることのほか、計画出産政策がないのも理由の一つと見られる」と語った。その上で、「この問題を解決するには、大陸と香港の法律に関する教育を強化するとともに、大陸の医療水準を高めなければならない」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月11日