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「非法同居」という表現を廃止、「無効婚姻」に変更へ

中国でここ20年ほどにわたって存在してきた「非法同居」(中国語では、「同居」は「同棲」の意味だ)という概念が今後消えていくかもしれない。全国人民代表大会の韓徳雲代表はこのほど、「国民の権利を守るために、『非法同居』という表現を廃止し、さらに科学的・文明的な法治概念に基づく『無効婚姻』という表現を使用するべき」とする建議を提起した。「中国青年報」が伝えた。

弁護士である韓代表は、法律の観点から「非法同居」の概念を読み解き、以下のように述べた。

「非法同居」という表現が初めて使われたのは1989年、最高人民報法院の司法解釈でのことだ。それによると「非法同居」とは、「独身男女が結婚登記を行わずに夫婦の名義で同棲・生活している状態を指し、婚姻関係は無効で法律の保護を受けない。人民法院で起訴されれば、「非法同居関係」として処理される」とされている。

1980年代末から始まった「非法同居」という表現は、人々が未婚カップルの同棲を不道徳であると考え、「非法(違法)」という言葉をつけることで道徳的な制裁を加えたものだ。当時の普遍的な社会心理として、未婚での同棲は違法と同じだという考え方があり、同棲中の未婚カップルはびくびくと顔も上げられない状態だった。しかしこれは道徳の範疇を超えたものだ。

「非法同居」は厳密に言えば法律的意義を持つ概念ではない。中国の「婚姻法」は、婚前の同棲・未婚カップルの同棲を禁止しておらず、つまり未婚カップルの同棲は違法行為ではない。「非法同居」という言葉は道徳的に許されないという考え方を法律上の言葉に当てはめたもので、これは中国の法治精神にそぐわない。

「人民網日本語版」2007年3月11日  



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