最高人民法院、最高人民検察院、公安部、司法部は11日、「さらに厳格に法に基づき事件を処理し、死刑事件の処理の質を確保することに関する意見」を共同提示し、死刑事件を扱う際には、事実・証拠・手続・法適用の各段階を確実に確認し、そのすべてが歴史の検証に耐えられるようにすることを、各級の人民法院・人民検察院・公安機関・司法行政機関に求めた。
これら4機関の担当者は同意見に基づき、死刑事件を扱う際には(1)犯罪懲罰と人権保障の融合(2)死刑の保留、死刑の厳しい抑制、死刑の慎重な適用(3)手続と法執行の公正さを同様に重んじ、容疑者・被告の合法的権利を保障する(4)証拠裁判主義、証拠を重んじ、供述を軽々に信じない(5)寛大さと厳しさを合わせた刑事政策――の堅持という5つの原則を遵守しなければならないとしている。
「人民網日本語版」2007年3月12日