中国民政部の李立国副部長は13日、「今年上半期に、中国は農村部最低生活保障制度の全面的な確立を目指している」と述べた。
これは李立国副部長が第10期全国人民代表大会(全人代)の年次会議の記者会見で明らかにしたもの。李立国副部長はこの中で「中国各地は地元の経済の発展状況と財政力に応じて、最低生活保障の基準やその対象の範囲を適切に決めていくことになる。それとともに、資金調達ルートを整備し、資金保障システムを確立させる。また農村部最低生活保障の申請、審議、許可、発表、資金調達などの手続きを整える。このほか、農村部最低生活補助金の監督管理を強めていきたい」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月13日