これまでの「両大会(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)」に比べて、今年の「両大会」の際立った変化の1つは、中国の最高国家権力機関の電子政務が非常に高いレベルに達している、ということである。
全国人民代表大会の電子政務は代表たちや内外のメディアの間で高い評価を博している。
3月2日、全国人民代表大会の代表たちに電子データ・情報を提供するため、中国人民代表大会ネットは初めて代表サービスコーナーを設置した。
「両大会」の開会前、入場カード、座席カードを受け取ると同時に、代表たちはまた中国人民代表大会ネットの電子メールの利用方法についての説明、さらに出席登録、採決および同時通訳システムについての説明も配ってもらった。近年、全国人民代表大会の電子政務は着々と進められており、大きな前進が見られる。
全国人民代表大会常務委員会が招集されるたびに、全国人民代表大会常務委員会の構成メンバーや全国人民代表大会専門委員会のメンバーたちはいずれも携帯電話のショート・メッセージを通じて通達を受け、全国人民代表大会代表専用のURLで、会議のスケジュール、文書・資料などを受け取ることになっている。
電子政務のバックアップのもとで、全国人民代表大会と全国人民代表大会所属機関の仕事は公開・透明の面で新たな段階に達し、中国式の民主は電子政務という技術手段の応用で、大きな前進を遂げている。
写真(上):3月12日、全国人民代表大会ネットを利用し、「両大会」関連情報を閲覧する「両大会」関係者
写真(下):オフィスのパソコンで中華人民共和国中央人民政府ウェブサイトを閲覧する会社員
「チャイナネット」2007年3月16日
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