中国人民協商会議第11期全国委員会に参加する委員の名簿が公表され、第11期全国人民代表大会に参加する代表の名簿も今日、発表される。その名簿に基づいた予測によると、今回の両大会に参加する金融界の代表と委員の数は大幅に増加し、その中で、証券業、銀行、保険業からの代表と委員は約倍増すると見られている。
初歩的な統計データによると、第11期の両大会に参加する金融界の約50人の代表と委員は、証券業(上場会社を含まない)が12人、銀行監督委員会と商業銀行総行及び資産管理会社が16人、人民銀行システムが17人、保険業が6人となっている。
第10期の両大会に比べ、第11期の両大会に参加する金融界の代表と委員の中でそれぞれ、証券業は7人、銀行監督委員会と商業銀行総行及び資産管理会社は7人、人民銀行システムは14人増え、中国証券市場監督管理機関の代表と委員には、多くの新しい顔が登場した。
全国政協委員に選出された中国証券監督会の朱従玖主席助理
金融界からの代表と委員の大幅な増加は、国民経済における金融業の地位や役割が急速に向上して金融界の発言権が強まっているためだと見られている。
「チャイナネット」2008年2月28日