5日北京で開幕される中国の全国人民代表大会(全人代)の会議に参加するため、2日朝、中国中部河南省からの代表団が列車で真っ先に北京に到着した。
その後、黒竜江、湖北、江蘇、湖南、吉林、安徽など省からの代表団も相次いで北京に到着した。
全人代は中国の最高の権力機関で、国の立法権を行使し、政治生活での重要問題を決定する。全人代代表の任期は5年で、第11期全人代の代表は合わせて2987人。それには胡錦涛国家主席、呉邦国全人代委員長、温家宝総理がぞれぞれ代表に選ばれた。
なお、中国共産党が指導する多党派協力による政治協商活動の重要な機関である中国人民政治協商会議は3日に年度会議を開くことになっている。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年3月3日