謝旭人部長、今年の穏健財政政策の5つの措置
発信時間: 2008-03-06 | チャイナネット

第11期全国人民代表大会(全人代)第1回会議は3月6日、人民大会堂のプレスホールで記者会見を行い、国家発展改革委員会の馬凱主任、財政部の謝旭人部長、中国人民銀行の周小川総裁が、経済社会発展とマクロ調整について記者の質問に答えた。記者会見の進行は、全人代常務委員会副秘書長の曹衛洲氏が行った。

 

謝旭人部長、今年の穏健財政政策の5つの措置

 

「チャイナデーリーの記者」 温総理が政府活動報告を行った際、国内外の経済情勢と、マクロ調整の目標要請に基づき、今年は穏健な財政政策を実施すると語ったが、今年の穏健な財政政策には、どんな基本的な内容が含まれるのか。

 

財政部の謝旭人部長

今年のマクロ調整では、引き続き穏健な財政政策を実施する。穏健な財政政策の実施とは、構造調整と調和の取れた発展に力を入れ、貨幣政策や産業政策との協調を強化し、「経済総量のコントロール、物価の安定、構造調整、バランスの取れた発展」を一体し、経済成長が急速に過熱することを防止して、経済の健全かつ迅速な発展を促進することである。

穏健な財政政策の具体的な内容には、主に次の5つの措置が含まれている。

一、財政赤字と国債資金の規模を適度に減少させる。今年の計画では、中央財政赤字は1800億元計上し、前年度に比べて200億元減らす。そして前年度予算分より650億元減らし、GDPにおける割合も0.6%に下げる。国債投資は300億元計上し、前年度より200億元減らした。同時に中央予算範囲内の経常基本建設投資の規模を適度に拡大し、中央財政はより一層構造を最適化し、農村部の生産や生活条件の改善、水利建設の強化、生態系の環境の保護、社会事業の発展への支持、重要なインフラ整備への投資に重点を置く。

二、積極的に経済構造の最適化を促進する。「三農」への投入を拡大し、農村部の経済発展、農業の増産と農民の増収を促す。科学的技術の革新をサポートし、省エネ・排出削減を推し進め、産業構造の調整を促す。また西部大開発などへ財政的な支持を行い、移転支出を強化して、地域間の協調的な発展を促進する。重要設備の国有化や東北旧工業基地の調整と改造、重点産業構造のグレードアップ、資源が不足している都市の持続的可能な産業の発展をサポートする。輸出の税金還付、加工貿易、輸出入関税などの関連政策や措置を整備し、高消耗、高汚染、資源的製品の輸出を抑制し、高付加価値製品の輸出をサポートして、資源的な製品や省エネ製品、大切な部品などの輸入を奨励する。省エネや環境保護、自主的な革新にメリットがある輸入品に対しては、税金上の優遇措置を実施する。企業が対外投資と協力の形を多様化させ、国際的な経営を展開することを奨励する。

三、人々生活の保障や改善に力を入れる。財政支出構造を一層最適化し、教育の優先的な発展を確保する。そして医療衛生への投入拡大や、社会保障システムの整備を行い、都市部の低収入家庭の住居難の解決に力を注ぎ、人々の生活の保障を促進する。

四、財政と税収政策の役割を果たし、物価を安定させる。財政と税収を運用し、食糧、食用油、肉類、牛乳、野菜などの農産品の生産をサポートし、基本的生活に必需な品の供給を確保して、物価の急騰にブレーキをかける。

五、法律に基づいて資産を運用し、収入増と支出減に力を入れる。今年は穏健な財政政策をよく実施し、積極的に財政の役割を発揮させて、財政のマクロ調整を強化、改善して、国民経済の健全かつ迅速な発展を促進する。

「チャイナネット」2008年3月6日

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