李鴻忠代表、沿海地域は中西部地域の発展を促すべきだ
発信時間: 2008-03-07 | チャイナネット

3月4日10時、チャイナネットの記者は北京の人民大会堂の東門広場前で第11期全国人民代表大会第1回会議準備会議に出席する元深圳市党委員会書記、現湖北省省長の李鴻忠氏を取材した。

湖北省と深圳市の間のさらなる協力を促すつもりはあるのかという記者の質問に答えた際に、李鴻忠氏は「私は深圳市で仕事をしたことがあり、深圳市に思い入れがあるとともに、深圳市も私に好感を持ち続け下さっていることと確信している。今後はさらに湖北省と深圳市との協力を強化するつもりである。深圳市は経済特別区として、情報・技術、ハイテク、金融および外資などの面で強みがある。私は、深圳という世界に向かうプラットフォームを十分に利用して中西部地域の発展を促すべきだと考えている」と語った。

李鴻忠氏の話では、かつて、鄧小平氏が改革開放という方針を打ち出した際には、事実上2つの構想があった。1つは沿海地域を先に発展させ、とりわけ経済特別区が前を行かなければならず、しかしこれは第1歩にすぎなかった。いま1つの構想は沿海地域によって中西部地域の発展を促すことであった。

いかにして深圳市の金融資源を利用して湖北省の経済を発展させるのかということについて、李鴻忠氏は次のように語った。

いわゆる「プラットフォーム」と取引所はすべて全国に目を向けており、全国にサービスを提供するものであり、もちろん、湖北省もその中に含まれている。湖北省は科学教育とハイテクの面で強みがあるが、湖北省の産業は大発展を必要とし、金融と資本のプラットフォームを必要としている。「私達は今後、より多くの深圳の金融機構を湖北省に招いて、湖北省の「科学技術という金鉱」と「ハイテク産業という金鉱」を採掘させ、私達もベストを尽くして湖北省の上場企業を育成することにしている。これは中国の資本市場を大きくすることにとってもチャンスの1つであり、この両者の間は互いに促し合う関係にある」。最後に、李鴻忠省長は記者にこういう答えでよろしいでしょうかと尋ね、たいへん結構です、というと、はじめて人民大会堂に入っていった。

「チャイナネット」2008年3月7日

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