温家宝総理が5日第11期全人代第1回会議で行った「政府活動報告」から、政府が今年23の業種を支持、発展させることが見て取れる。
▽ 食糧、食用植物油、肉類など基本的生活必需品とその他の品薄商品の生産を強める。
▽ 豚飼養業、牛乳業、搾油原料の生産への支持政策や措置をしっかり実行する。
▽ 牧畜・養殖業を積極的に発展させ、大規模化養殖を援助、推進する。
▽ 大型飛行機、水質汚染の抑制・整備、大型石油・ガス田および石炭ガスの開発など国の重点的プロジェクトを全面的にスタートし、実行する。
▽ 新エネルギー自動車、高速軌道交通、工・農業の節約用水など肝心な技術の開発に力を入れる。
▽ サービス業、特に近代的サービス業の発展を速める。
▽ 新型ディスプレー、ブロードバンド・ネットワーク、バイオ医薬などハイテク産業プロジェクトを引き続き実行する。
▽ 大型のクリーンで高効率な発電設備、NC工作機器、基礎製造装備などの分野をめぐって大型装備・部品の自主開発・生産を進める。
▽ エネルギー・原材料産業、総合運輸システムを発展させる。
▽ 塀・壁材料の技術革新と建築の省エネを大いに進める。
▽ 風エネルギー、太陽エネルギーなどクリーンでリサイクル可能なエネルギーを開発する。
政府が力を入れて支持するこの23業種は今年の政府の経済活動の重点を示すものだ。
「北京週報日本語版」2008年3月7日