一般労働者の全人代代表10人が記者会見
発信時間: 2008-03-07 | チャイナネット

第11期全国人民代表大会(全人代)第1回会議1回目の合同記者会見が6日、プレスセンターで開かれ、一般労働者から選出された全人代代表10人が記者の質問に答えた。10人のうち、8人は労働者と農民の代表で、後の2人は観光ガイドと教師。

選挙・政治議論の問題に関して、重慶市の康厚明代表(重慶城建持株(集団)第一市政工程公司路面処農工班班長)は「農民工(農村出身の出稼ぎ労働者)の国への大きな貢献を考えると代表に選出されるのは必然的なことだ。このことは農民工に大きなプレッシャーとやる気を与える」と述べた。

就業問題、戸籍問題に関して、四川省の胡小燕代表(佛山市三水新明珠建陶工業有限公司完成品作業現場副主任)は「今年の政府活動報告において都市部・農村部の一体化推進が提起された。この計画があれば戸籍制度が徐々に実行されると信じている」と述べた。

社会保障問題・福利問題に関して、農民工の代表3人は、福利や待遇の問題の解決はやや切迫しているとし、朱雪芹代表(上海華日服装有限公司作業現場主任)は「今年の政府活動報告では農民工や社会保障問題に関する内容が8点挙げられた。今後、農民工の立場や社会保障が徐々に改善されると信じている」と述べた。

写真は重慶市の康厚明代表(右)、四川省の胡小燕代表(中)、上海市の朱雪芹代表

「人民網日本語版」2008年3月7日

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