中央財政、大雪による被害後の再建に続けて資金を拠出
発信時間: 2008-03-09 | チャイナネット
 

第11期全国人民代表大会第1回会議は9日午前10時、内外記者に向けて記者会見を行った。労働と社会保障部の田成平部長、孫宝樹副部長、民政部の李学挙部長と李立国常務副部長らが「就職と社会保障問題」について、記者の質問に答えた。全人代常務委員会の曹衛洲副秘書長が会見を主宰した。チャイナネットはその記者会見を生中継した。

大雪の被害に見舞われた中国の南部地域の再建作業について、民政部の李学挙部長は次のように述べた。

現在、中国の被災地の救済作業は着実に進んでおり、民政部は主に次の3つの面で努力している。まず応急措置として、家屋が倒壊した166万人を移住させた。また農業や林業も大きな損失を受けたため、今年の春の食糧状況はさらに厳しくなり、例年より救済を必要としている人の数は1700万人増えた。被災地の農村部では、倒壊した家屋が48万6000軒、168万軒の家屋が程度の差こそあれ損害を受け、被災者の家屋の再建は重要な課題である。

救済が必要な人たちの増加と、救済期間の延長に対して、中央財政は春節前に冬季と春季の救済資金17億5000万元を支給し、重大な被害を受けた10の省に対して、専門的な春季不作救済資金3億4000万元を出した。そして被災状況がとても深刻な各省の低収入者たちへの補助金として7億1000万元、被災者の倒壊した家屋には春節の前に2億400万元が支給されている。そしてこのほど再建補助金として、9億4000万元が拠出された。これらの資金は、地方政府の救済作業や被災者の基本的な生活の保障、被災地の全面的な回復などにとって、強力な支援となるだろう。

「チャイナネット」2008年3月9日

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