チャイナネットのインタビューを受ける咸順女さん(中)
第11期全国人民代表大会第1回会議に出席した全人代代表、吉林省延辺歌舞団団長の咸順女さんは、彼女たちが稽古に励んでいる朝鮮族の伝統的な「長つづみの踊り」が、北京五輪の開幕式で披露されるかもしれないと語った。
「披露の時間は4分以上で、私たちの歌舞団は、朝鮮族の伝統的な『長つづみの踊り』や『扇子踊り』の稽古に励んでいます。五輪の時には、100人以上の踊り手が参加することになるでしょう。踊り手のほとんどは20歳前後で、10代の若い人もいます。彼女たちは延辺歌舞団と延辺芸術学院の若者で、何度も選抜をくぐり抜けた優れた踊り手です。現在、踊りはまだ稽古の初期段階で、その後、開幕式主催側の審査を受けることになっています」と話す咸さんは、最も年長の踊り手でありリーダー的な存在だ。
朝鮮族の伝統的な歌や踊りの文化に触れると、咸さんは誇りに満ちた様子でこう話す。「延辺朝鮮族の人たちは学歴も高く、歌も踊りも上手で、文化芸術のレベルは全国でもトップだと思います。この数年、私たちは時代の特徴を表現する数々のすばらしい番組を創作してきました。朝鮮族の演技者たちにとって今後の課題は、これらのすばらしい番組を国際的な場で披露し、私たちの民族芸術と伝統文化をさらに知ってもらうことなのです」
「チャイナネット」2008年3月10日