全人代で最高人民検察院活動報告
発信時間: 2008-03-11 | チャイナネット

第11期全国人民代表大会(全人代)第1回会議は10日午前、人民大会堂で第3回全体会議を開き、最高人民法院と最高人民検察院による活動報告を聴取・審議した。最高人民検察院の賈春旺検察長は過去5年間の主要活動について次のように報告した。

▽全国の検察機関は党と国家の活動の大局を着実に押さえ、職責を真摯に履行し、経済発展と社会調和の促進に尽力した。5年間で各種刑事犯罪の容疑者423万2616人の逮捕を認可し、469万2655人の公訴を提起し、汚職・賄賂、涜職・権利侵害案件計17万9696件・20万9487人を立案捜査した。

▽司法公正上の制約と大衆からの報告の目立った問題の解決を重点に、法律監督機能の強化と自らの法執行活動への監督・制約の強化を中心線に、訴訟活動への法律監督制度を改革・改善し、法執行・案件処理体制を規範化・改善し、検察機関内部の制約体制を改革・改善し、検察機関の監督受け入れ体制を改革・改善し、検察体制・活動体制改革を積極的かつ着実に推進した。

▽人員育成を戦略任務として常に努力し怠らず、公正な法執行を核心に、専門化を方向性に、思想・政治建設と紀律・作風建設を強化し、指導層建設に尽力し、人員の専門化建設を強化し、末端の検察院の建設を推進し、政治的にしっかりとした、業務に精通した、作風に優れ、法執行に公正な検察人員の建設に努めた。

賈院長は08年の活動計画の重点として次の4点を挙げた。

(1)法律監督を強化し、経済発展への貢献、民生の保障と改善、公平と正義の擁護、社会調和の促進を一層重視し、党と国家の活動の大局により良く貢献する。

(2)検察改革を深め、職権配置を改善し、人民監督員制度を全面的に実施し、法執行行為の規範化をさらに進め、公正で効率的な権威ある社会主義司法制度の整備を促進する。

(3)人員育成を推進し、厳格で公正で文明的な法執行を実現する。

(4)自覚的に監督を受け入れ、法による正しい検察権の行使を確保する。

「人民網日本語版」2008年3月11日

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