両大会で白熱した議論が交わされる国務院機構改革に、海外メディアが連日高い関心を寄せている。海外メディアは中国が政府機構改革を深めていることを積極的に評価。改革は経済・社会問題へのより良い対処にプラスであるだけでなく、世界にも影響を及ぼすものと考えている。
米紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「中国の政府機構改革は中国の効率を高め、さらに全世界にも影響を及ぼす可能性がある」と指摘。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、今回の機構改革は少なくとも「過去10年で最大規模」であり、中国政府がより良くエネルギー問題に対処し、環境保護を強化する助けとなり、金融改革にもプラスだとしている。
オーストラリア最大紙「オーストラリアン」は「大部門体制の登場は資源調整と効率向上にプラスであり、現代化国家の建設に向けた新たな一歩だ」と評した。
日本の「読売新聞」、韓国の「朝鮮日報」、シンガポールの「聯合早報」、ドイツの「南ドイツ新聞」なども中国の政府機構改革に高い関心を示している。
「人民網日本語版」2008年3月14日