中華全国律師(弁護士)協会関係者によると、北京で現在開催されている第11期全国人民代表大会第1回会議および中国人民政治協商会議第11期全国委員会第1回会議に、計22人の弁護士代表および委員が出席、前回に比べ80%以上増加しているという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
全国政協委員、中華全国律師協会の于寧会長は13日、全人代代表、全国政協委員に選出される弁護士数が増加していることについて、「現代社会の発展過程に不可欠であるばかりでなく、中国法治社会の進歩たる必然的結果といえる」と語っている。
同協会によると、現在中国国内の各クラス人民代表のうち、弁護士の数は800人を超えている。
同会長は、弁護士は社会に法律サービスを提供する専門家であり、社会の様々な分野と広範な関わりを有し、各種の利益追求について深い知識を備えており、社会の各界名士をサポートする能力を有していると語る。弁護士はその専門知識と能力を生かすことにより自らの職責を果たし、社会のためにサービスを提供する。弁護士の参政拡大と地位向上は、中国が法治国家として発展している現れだと同氏は述べている。
「人民網日本語版」2008年3月14日