3月18日午前、第11期全国人民代表大会第1回会議の閉会後、温家宝総理は人民大会堂で記者会見に応じた。
新華社:「政府活動報告」の中で、ここ5年間の経験をまとめた際、思想の解放を最初にあげた。思想の解放の継続は経済と社会の発展にとってなにか現実的な意義があるのだろうか。
5000年来、中国の前進は絶え間なく進められてきた革新と切り離すことができない。30年前、鄧小平氏が「思想を解放し、事実に基づいて真実を求め、団結して前へと向かう」ことを提起し、中国の改革開放の事業を切り開いた。思想の解放と改革開放は、中国の現代化建設事業が成功する日まで続き、その時においても思想の解放がやはり必要である。新しい時期の思想解放は、主に次の3点を重視しなければならない。1)迷信を打破し、書物第一主義に反対する。さもなければ、国の生気や活力は維持できない。2)実践が真理を検証する唯一の基準である。探索や実験、革新を奨励しつづける。3)人々、特に幹部たちが思想を解放し、独自に物事を考え、批判的に考えることと革新能力を身につけなければならない。そうしてこそ、われわれの事業は前に向かって前進することができるのである。
「チャイナネット」2008年3月18日