海南省の20年間の発展と変化
発信時間: 2008-03-28 | チャイナネット

チャイナネットは、海南省人代常務委副主任の符桂花さんに取材した。海南省で生まれ育ったリー族幹部の符桂花さんは、海南島が省になり、経済特別区になったこの20年間の変化について、次のように語った。

海南省はこの20年、天地をくつがえすような変化が起こり、経済、政治、社会、文化などの事業は急速な発展をとげた。2007年の海南省のGDPは1000億元の大台を突破し、財政収入は152億元に達した。海南省党委員会・省政府は、人々の生活を改善することを非常に重視し、様々な作業を行ってきた。

(1)海南省は2年繰り上げて、農村の義務教育段階の「両免除、一補助」(雑費、教科書代を免除し、寄宿生の生活費を補助する)を実現した。

(2)この約3年の間に海南省は3億5000万元を投入し、繰り上げて1500万平方メートル以上の小中学校のDクラスの老朽建物を改築した。

(3)1年から2年繰り上げて、農業税と特産物税を全面的に免除した。

(4)2年繰り上げて全省の農村で共同医療制度を実現し、その人口カバー率は90%に達している。

(5)都市部の生活保護対象者には、保障すべきものはほぼすべて保障している。50%の都市と町では、医療の本地区補助制を実現し、農村の生活保護対象者は全てカバーし、百歳以上のお年寄りには生活補助金を支給している。

符桂花さんは、「私たち海南省の少数民族の農民は税金も納めないし、子供の授業料も払いません。病気にかかった場合は共同医療制度、訴訟する場合は法律援助があり、生活が困難な場合は最低保障制度もあります」と話す。

海南省は民族地域の発展に関して、少数民族が集中して住んでいる中部地区の開放を加速することにしている。ここ数年、少数民族地区の経済発展促進や、少数民族の生活改善のために、海南省は数多くの措置を取って、貧困からの脱却するための助成を強化し、交通や教育、医療の問題点を解決し、インフラ整備もさらに強化している。

「チャイナネット」2008年3月28日

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