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政協委員:中国の海洋領土を守る上での厳しい情勢
発信時間: 2009-03-05 | チャイナネット

李国安・全国政協委員は4日午前に行われたグループ会議で、「中国の海洋権益を守り海洋領土の安全を守るには、一刻も猶予できない」と提案し、多くの委員が賛同した。

李国安委員は昨年、軍隊の多くの全人代代表や全国政協委員と一緒に、海洋権益を守ることに関する専門的な調査研究に参加し、代表委員たちの関心は、海洋領土や海洋資源、海上交通、海洋情報、海洋環境の安全や、海洋の従来とは異なる安全などの面に集中した。

李国安委員は、「南沙諸島、黄岩島海域は複雑な情勢で、同海域周辺の国は様々な形で中国の合法的な海域を占拠しようと企んでいる。南沙諸島、黄岩島海域は昔から中国固有の領土であり、中国はこれに対して争えない主権がある。この事実を変えようとするいずれの国の要求も不法であり無駄だ」と、南中国海の領土の権益を守る上で直面している厳しい情勢を懸念している。

李国安委員が全国政協第11期全国委員会第2回会議に提出した『南中国海海域の主権及び従来の漁業区域での漁獲作業をする漁民の安全に関する提案』の中でには4つを提案がある。

1. 様々な手段で南中国海の主権や、従来の漁業区域で漁獲作業をする中国の漁民の安全を守る。

2. 南沙諸島の従来の漁業区域の漁民への支援や補助を拡大する。

3. 海上民兵、海事監督査察、海上武装パトロール隊を強化する。

4. 国防や軍隊建設のサポートを強化し、より一層、国の安全の需要に適応するようにする。

「チャイナネット」2009年3月5日

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