北京軍区司令員の房峰輝・全人代代表はインタビューで、今年の国慶節の閲兵式について、「盛大、熱烈、勤倹、節約」の原則に沿って開催すると答えた。 房峰輝代表によると、今回の閲兵式は全国民を奮い立たせるもので、肝心な着目点は3つあるという。 一つ目は、改革開放30年の特に新世紀や新段階に入ってから、中国の国防と軍隊の建設面での大きな成果を具体的に現すこと。二つ目は、世界や地域の安全と安定を守る中国の強固な決意を示すこと。三つ目は、人民解放軍の活力に満ちた姿を示し人々の士気を鼓舞することだ。 今回の閲兵式のもう一つの原則は、「勤倹、節約」。房峰輝代表は、「今年の中国は金融危機の試練を受けており、国慶節の閲兵式で節約を強調することは大きな意義がある。閲兵式の全体的な組織や兵器装備では、節約の原則を守らなければならない。例えば閲兵村の建設には、公開して公平な入札を行い、工事の質を確保するという前提で最低価格入札者に決め、閲兵村の建設コストを下げる」と述べた。 今年の閲兵式では刷新ということに力を入れていると房峰輝代表。しかし具体的な計画やプランは調整中だという。今回の閲兵式では、中国の特徴ある武装兵力体系の建設成果を重点的に示すために、いくつかの新型国産兵器や装備が登場し、陸軍、海軍、空軍、第2砲兵部隊、武装警察部隊、民兵、予備役兵が参加する。 「チャイナネット」2009年3月9日 |