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温家宝総理の記者会見 |
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット |
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南アフリカ放送協会の記者
金融危機対策(9)金融危機の中での発展途上国援助について
南アフリカ放送協会:中国は先進国に新興国を加えた20カ国と地域(G20)金融サミットで、どのように発展途上国により多くのチャンスを作るのか。またこのチャンスを利用して、どのように発展途上国間の協力をさらに推進するのか。
温家宝総理:金融危機の中で発展途上国がぶつかっている困難はとても大きく、また非常に無視されやすい。G20金融サミットは、必ず発展途上国に関心を持って援助し、特に後発開発途上国を重要な議題としなければならない。 特に強調したいのは、ミレニアム開発目標(MDGs)は変えてはならず、先進国は発展途上国への資金援助と政策支援を重視することだ。 中国は最大の発展途上国として、2008年以前に46の後発開発途上国の債務400億元余りを免除し、発展途上国への援助は2000億元を超えている。去年の国連総会で私は中国政府を代表し、2008年末までに、引き続き後発開発途上国が中国にまだ返済していない全ての中国債務を免除することを厳粛に承諾し、また中国に輸出している95%の商品にゼロ関税を実行すると決定した。 中国は第一陣の基金援助国として、国際連合食糧農業機関(FAO)に3000万ドルを寄贈している。私たちはアフリカの、病院や学校数を増やすための建設援助や、アフリカから中国へ留学する人数、アフリカを援助する医療人員と教師などを増やさなければならない。 この100年でもめったにない金融危機の中、どんなことがあっても、後発開発途上国が忘れられ隅の方に置かれないようにしなければならない。それはそうした国の貧困は、先進国に不安をもたらし世界を安定させないからだ。 |
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