世界銀行のハンス・ティマー開発予測局長は25日北京で、「世界的に見ても、中国経済の回復は最も勢いが良い。世界銀行は、今年の中国経済の成長率は2カ月前の予測より0.3％上がり、9％になると予測した」と発表した。

同じ日に発表された世界銀行の「2010年世界経済展望」によると、「世界経済の回復はまだ程度が低く、金融危機による昨年の経済欠損を解消することはできない。失業率を下げることは依然として多くの国の緊急課題である。今年の世界経済の成長率は2．7％と予測される」という。

ハンス・ティマー局長はまた、「現在、発展途上国は世界経済を復旧へと牽引しているが、世界の金融環境が厳しくなるにつれて、発展途上国の企業は融資コストの向上や融資総額の減少などの問題に直面しなければならない」と述べた。

「中国国際放送局　日本語部」2010年1月26日