新疆維吾爾(ウイグル)自治区烏魯木斉(ウルムチ)市で5日午後8時頃、破壊・放火重大暴力事件が発生した。午後11時半までに、複数の罪のない市民と武装警官1人が殺害されている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
民族分裂分子・熱比ヤ(ラビア・カーディル)率いる「世界維吾爾代表大会」が先ごろインターネットなど複数のルートを通じ、「勇敢になるべきだ」「大事を起こすべきだ」と扇動。5日午後8時頃、一部の人間が烏魯木斉市人民広場、解放路、大バザール、新華南路、外環路など多くの場所で狂乱じみた破壊放火活動を行った。午後11時半までに、複数の罪のない市民と武装警官1人が殺害されたほか、一部の群衆と武装警官がけがをした。多くの車両が火災にあったほか、多くの商店が焼き打ちされた。関連部門責任者によると、事実が証明しているように、今回の事件は国外からの遠隔指揮、扇動により引き起こされたものであり、国内の具体的組織が実行した、計画性のある、組織的な暴力犯罪である。新疆維吾爾自治区共産党委員会、政府は同事件を高度に重視しており、すみやかに警備態勢を整え処置にあたっている。現在、事態は既に沈静化されている。
「人民網日本語版」2009年7月6日
|