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西側メディアが使ったニセ写真の数々 7.5事件
発信時間: 2009-07-14 | チャイナネット

 


ウルムチ「7.5事件」の際、中国中央テレビ(CCTV)は暴徒に襲撃されて血まみれになった女性2人の写真を公開した。しかし英夕刊紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」は公式サイトで7日、この写真に「警官に攻撃されて抱き合う女性2人」という説明をつけて掲載した。



 烏魯木斉(ウルムチ)で起きた「7.5」事件後、「ウルムチで暴動発生」という情報がすぐさまCNNなど西側メディアのウェブサイトのヘッドラインを飾った。西側メディアのほとんどは中国政府のデータと説明を引用しているものの、相当数の海外メディアはなお公開で暴徒に同情するばかりか、あの手この手で白黒をひっくり返した説明や写真を使い報道している。


  「人民網日本語版」2009年7月14日


米紙「ニューヨークタイムズ」は6日、今回の事件に関する写真を数多く公開。そのうちの1枚に「けがをしたウイグル族が病院で横になっているところ」という説明をつけたが、ベットの横に「32、劉永和」と書かれた漢族の名前がはっきりと見られる。

6月26日に中国メディア「南方網」に掲載した写真。

ラビヤ・カーディル氏がカタール半島テレビの取材を受けた際に、ウルムチの「平和主義者」に対する中国警察当局の態度という写真を公開したが、この写真を拡大してみると、湖北省石首市で起きた集団事件を処理する警察当局の写真だった。6月26日に中国メディア「南方網」に掲載。英紙「デイリー・テレグラフ」も新疆7.5事件の写真として掲載した。

新疆独立分子が7日、トルコの中国大使館前でデモを行った際、子供を抱いたデモ参加者が米ウイグル協会が公開した、いわゆる新疆7.5事件の被害者の写真を手にしていたが、これは実際、杭州市で5月15日に起きた交通事故の写真だった。この事故は、杭州市蕭山金城路の蕭山国際商務センターの交差点で車と軽トラが衝突した事故で、軽トラに乗っていた家族3人がけがをした。

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