新疆ウイグル自治区の努爾・白克力(ヌル・ベクリ)主席は18日、海外メディアの共同取材に対し、「ウルムチ『7.5』事件の発生によって、人々の心は深い傷を負った。自治区政府は犯罪者を厳重に処罰し、民族の団結を強化し、類似事件の再発防止に厳重に警戒する方針だ」と述べた。
ヌル・ベクリ主席の談話内容は次のとおり。
ウルムチ「7.5」事件について、まず、法律に基づき、違法行為を働いた暴動者を断固として厳重に処罰し、罪なき死傷者、特に犠牲者に対して申し開きをして、法律に正義を実現させなければならない。一方、犯罪者に徹底的に釘を刺す必要がある。
自治区政府は、各民族の民衆が「三大勢力」の反動的本質を見抜く目を養うよう、民族団結教育をより幅広く展開していく。それによって、祖国の分裂を企て、民族の団結を破壊し、国家の安全に危害を及ぼす行為に対し、断固自覚を持って闘争に臨むことが可能となる。
ヌル・ベクリ主席はまた、某メディアの取材に対し、「広東省韶関市の旭日事件で犠牲となったのは、新疆出身の男性工員2人で、女性ではない」とデマを打ち消して答えた。この事実は、国内外の「三大勢力」が、一般的な社会事件を利用し、誇張した文章を書き、新疆をさらに混乱に陥れ、人に堂々と語れないような邪悪な目的の本質を良く表している。
「人民網日本語版」2009年7月20日 |