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第1回・1949年の閲兵式
発信時間: 2009-05-14 | チャイナネット

中国人民共和国が成立して最初の閲兵式は1949年10月1日に行われ、2列の海軍が先導し、そのあとに歩兵隊列、砲兵隊列、戦車隊列、騎兵隊列の合わせて1万6400人の部隊が天安門の東側から西側へと行進した。また空軍の17機の航空機が天安門上空を飛行し、そのうち4機は爆弾を搭載していた。

毛沢東主席は世界に向け中華人民共和国の成立を高らかに宣言した。中国人民解放軍の朱徳総司令は同軍総部命令を以下の通り読み上げた。「中国人民解放軍の全ての指揮官・戦闘員と軍関係業務従事者は、中央人民政府と偉大な人民の指導者である毛主席のあらゆる命令を必ず遂行し、迅速に国民党反動軍隊の残存勢力を粛清することで、未だ解放されていない全ての国土を解放する。さらに、土着の匪賊とその他全ての反革命悪質分子を一掃し、これら全ての抵抗および破壊行為を鎮圧する」。

この後、閲兵式総指揮を務める聶栄臻華北軍区司令員(北京・天津衛戍区司令員を兼任)が先導車に乗り込み部隊を率い、毛沢東、朱徳、劉少奇、周恩来など国家指導者の観閲を受けた。閲兵式に参加した部隊は、中国人民解放軍歩兵第199師団、砲兵第4師団、戦車第3師団、騎兵第3師団、独立第207師団第619連隊、空軍の1個飛行中隊および海軍部隊代表など、約1万6400名の士官・兵士で組織された。また、飛行機17機、大砲119門、戦車および装甲車152台、自動車222台、軍用馬2344匹を披露した。


 

ラバ・馬が大砲を牽き天安門前を通過
 
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