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駐米大使、中米関係30年間の発展を積極的に評価
発信時間: 2009-01-11 | チャイナネット

 

中国駐アメリカ大使の周文重氏

2009年1月1日は中米両国国交樹立30周年記念日であった。このほど、中国駐アメリカ大使の周文重氏は中国テレビ局駐アメリカ・センター記者ステーションの特別取材に応じて、30年来の中米関係の発展を積極的に評価した。

周文重大使は1978年から中国のアメリカ駐在外交官として勤務し、何度も中国の駐アメリカ大使館・領事館の要職につき、30年来中米両国関係のいくつかの重要な推移を目にしてきた。周大使は次のように語った。

「この30年をふりかえって、両国関係の位置づけについての双方の見方と共通認識はますます明確になったと言うべきで、現在双方は共に努力して建設的な協力関係を発展させ、利益相関者でもあれば、同時にまた建設的な協力者でもあるようになった。その次に、私は中米両国の各方面における協力も絶えず強化され、協力の分野が増え、協力の範囲が拡大していると思う。」

中米間の協力はますます多くの分野で具現されており、それには経済貿易、文化、科学技術および国際実務の処理などが含まれている。特に世界の多極化とグローバル化の趨勢において、大国間の相互依存の特色が日増しに顕著になり、金融危機、環境保全などを含む多くの問題は世界が共に直面し、早急な解決が待たれる難問となっている。最大の発展途上国と先進国である中国とアメリカの間に、相互間の協議、意見の交換と協力がなければ、多くの国際および地域問題の解決は難しい。

これまでの歴史が示しているように、中米両国の関係は別にずっと順風満帆というものではなく、あれこれの摩擦と食い違いが生まれることがあり得るとはいえ、30年間の発展を通じて、双方はこの問題においてなんらかの共通の認識を持つことになった。

「双方の食い違いをいかにして処理すべきかということについても共通の認識があるべきで、双方はいずれも対抗ではなく、対話と意見の交換を通して問題を解決しなければならないと見ており、この面で双方は多くの役に立つメカニズムを確立したと言うべきである。」

現在、両国の間に確立されている対話メカニズムは約60あり、両国の交流と考え方の疎通を促進する面でおろそかにできない役割を果たしており、アメリカの新政府が関連メカニズムを引き続き受け継いで行くことを願っている。

「もちろん、私達は新政府が中米両国が建設的な協力関係を発展させるという方向を堅持し、就任の後に私達と一緒に3つの共同コミュニケおよび国交樹立後におけるアメリカの歴代政府の対中政策に従って中米関係を引き続き発展させていくことを願っている。」

中国は、オバマ政府の対内対外政策の調整が世界の平和と発展に役立つことを願っており、中国も引き続きアメリカとの協力を強化し、さらに中米関係の健全で安定した発展を促すことになろう。

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