
胡錦涛国家主席は8月16日キルギスタンの首都ビシケクで、プーチン・ロシア大統領と会談した。双方は次のように中ロ関係を高く評価した。中ロ関係は急速な発展を遂げており、政治面での相互信頼が絶えず深まっている。ロシア側の「中国年」イベントの諸行事はスムーズに行われ、両国の貿易額は急速に伸び、貿易のメカニズムはさらに充実したものとなっている。双方はともに努力し、両国の戦略的なパートナーシップのグレードアップを目指している。
胡錦涛国家主席は会談の中で、「今年下半期、両国は次の分野に力を入れるべきである。一、両国関係および重要な国際的、地域的問題について、双方はタイムリーに意見を交換し、立場を協調しあい、中ロ間の戦略的なパートナーシップの内容を豊かにすること。二、中ロ間の『国の年』というイベントを総括し、効果のあるイベントを定着させるようにし、中ロ間の友好、互恵、協力の新たな道筋、新たなパターンを模索すること。三、『中ロ機械設備および電力設備商会』を一刻も早く発足させ、石油パイプラインの建設と天然ガスプロジェクトをめぐっての話し合いのプロセスを促進し、相互投資の拡大を通じて、大がかりなプロジェクトでの協力をも促進すること。四、両国の地域的発展協調戦略をいち早く始動させ、中ロ間の地域的発展協力の中・長期企画を作成すること。五、両国の国境を跨る水資源の保護と利用の面での協力を強化し、話しあいに力を入れ、取り決めを一日も早く締結すること」などを提出した。
プーチン大統領は胡錦涛主席の提案に同感の気持ちを示し、「ロ中間の「国の年」イベントの中の効果のある内容を定着させる可能性はある。両国の関連部門は『ロシア・中国善隣友好協力条約』を着実なものにし、両国間の協力を全般的に着実なものにするため交流を強化し、方案を制定することに力を入れている。『ロシア・中国機械設備および電力設備商会』の役割を十分に生かし、両国間の貿易メカニズムを充実させ、長期企画を制定し、投資額を増やす。ロシアの極東地域と中国の東北地域の交流と協力、両国間のエネルギー、電力、民間航空、通信、環境保全などの分野での協力を促すことを目指すようにしなければならない」と語った。
同日、上海協力機構サミット第七回会議がビシケクで開催された。胡錦涛中国国家主席、カザフスタンのナザルバエフ大統領、キルギスタンのバキエフ大統領、ロシアのプーチン大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領がこれに出席した。胡錦涛国家主席は席上重要談話を発表した。各国元首は「上海協力機構加盟国長期善隣友好協力条約」に調印し、「ビシケク宣言」を共同で発表した。
17日、胡錦涛主席は上海協力機構の加盟5カ国のトップとともに、「平和の使命-2007」上海協力機構加盟国武装反テロ合同軍事演習を視察することになっている。
「チャイナネット」 2007年8月17日