中国国防科学・技術工業委員会は記者会見を催し、中国の月探査プロジェクトの初回の宇宙飛行について説明をおこなった。中国国家宇宙飛行局の裴照宇報道官は席上、「中国の月探査プロジェクトには軍事的要素はない」ことを明らかにした。
裴照宇報道官は次のように述べた。
中国は「宇宙空間の平和的なを利用」の原則を一貫して堅持している。月探査とディープスペースの探査を含む中国の宇宙での活動は、共同で宇宙を探査し、人類に福祉をもたらすことを目指している。中国の宇宙探査の目標には、軍事的な要素はない。
中国の月探査プロジェクトはオープンなものであり、その目標、トータルな方案、技術、研究機構および重要な進展、プロジェクトについての重要な情報は周知のものである。
中国が月探査プロジェクトを実施していらい、数多くの国と広い分野で深く交流を行っている。2006年、中国は北京で第8回国際月大会を開き、今年の月探査衛星の「嫦娥1号」の打ち上げに、中国は数多くの国の代表を招請した。中国は「平和的に利用し、平等で互いにメリットを求め、共同で発展をとげる」という原則を堅持し、月探査と宇宙空間探査の分野ですべての国と積極的な交流と協力をくりひろげることを願っている。
「チャイナネット」 2007年11月5日