楊潔チ外交部長は14日、キーティング米太平洋軍司令官と外交部で会談した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

▽楊部長

中米両国・両軍関係は昨年、一層の発展を遂げ、双方は頻繁なハイレベル交流を実施した。中米両国は共にアジア太平洋地域と世界に重要な影響力を持つ国であり、交流を強化し、戦略的相互信頼を強化し、利益の合流点を拡大し、相違点を適切に処理し、両国関係の持続的で健全な安定した発展を確保することは、両国および両国人民の根本利益に合致し、アジア太平洋地域と世界の平和・安定・発展の促進に寄与する。

台湾問題の適切な処理は、中米両国関係の健全で安定した発展の鍵だ。米国政府が「1つの中国」政策を堅持し、台湾当局の「国連加盟住民投票」に反対していることを称賛する。米側が台湾海峡の平和・安定を中国側と共に維持することを望む。

▽キーティング司令官

米国はアジア太平洋地域の平和・安全・安定を強く重視している。中国は当地域と国際問題において次第に重要な役割を発揮するようになっている。米側は中国側と率直で成果に富む議論を進め、相互理解を深めることを期待している。両軍が人的交流を強化することを希望し、中国側が米陸海空軍学校での交流により多くの士官を派遣することを歓迎する。

台湾問題における米国政府の立場は明確だ。米国は台湾地区の情勢に注目しており、同地区の平和・安定の維持を希望している。

「人民網日本語版」2008年1月15日